Xマウントの大口径標準ズームと言えば、純正赤バッジのXF16-55mm F2.8R LM WRがあります。
今まで自分が使った標準ズームの中で、一番描写が良い絶対的エースです。
シグマとタムロンが揃ったので3本を比較してみました。
シグマは18-50mmながらも、F2.8としては信じがたいコンパクトさを売りにしています。
タムロンは17-70mmと、望遠側にメリットを出して来ました。
ざっとですが、比較撮影してみました。
他のレンズテストも兼ねて、いつものわんぱーく高知です。
1mmずつワイドになっています。
次は望遠側。
F5.6まで絞って撮影しています。
こういう普通の景色では、どのレンズで撮っても大差がないようです。
シグマのもう1つの強みは、広角側で12.1cmまで寄れる事です。
レンズの先端右側が花びらに触れています。
タムロンも広角側で19cmまで寄れるので、マクロ的な撮影が可能です。
純正は最短30cmなので、広角側ではこんな感じです。
シグマはとにかくコンパクト。
キットレンズ並みの大きさでF2.8は大変魅力です。
タムロンもシグマに負けずシャープな描写です。
70mmまであるのは便利です。
純正はデカくて重くて寄れなくて。
でもその欠点を帳消しにするほど魅力的な描写です。
このレンズ。
今日のサンプルでは分かりづらいですが、ハッとする写真が多いのです。
望遠端の開放でボケ味を見てみましょう。
シグマは広角側の近接では少し硬いボケ感でしたが、望遠側は悪くないですね。
純正も望遠側ならそこそこ寄れます。
短時間の比較でしたが、どのレンズも優秀なので、どれを買っても後悔する事はないと思います。
コンパクトさを求めるならシグマ。
1本で済ませたいのならタムロン。
とにかく描写にこだわりたいなら純正って感じでしょうか?。
<重量比較です>
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN ➡ 290g
TAMRON 17-70mm F2.8 Di III ➡ 525g
XF16-55mm F2.8R LM WR ➡ 655g
軽さも性能!。
シグマ凄い(*^^*)。