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富士フイルムXシリーズ愛用のカメラマンです

Xマウント F2.8 大口径標準ズーム比較 2024.3.7

Xマウントの大口径標準ズームと言えば、純正赤バッジのXF16-55mm F2.8R LM WRがあります。

 

今まで自分が使った標準ズームの中で、一番描写が良い絶対的エースです。

 

シグマとタムロンが揃ったので3本を比較してみました。

 

左からシグマ、タムロン富士フイルムです

 

シグマは18-50mmながらも、F2.8としては信じがたいコンパクトさを売りにしています。

タムロンは17-70mmと、望遠側にメリットを出して来ました。

 

 

ざっとですが、比較撮影してみました。

 

他のレンズテストも兼ねて、いつものわんぱーく高知です。

 

FUJIFILM X-T5 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

 

FUJIFILM X-T5 + TAMRON 17-70mm F2.8 Di III

 

FUJIFILM X-T5 + XF16-55mm F2.8R LM WR

 

1mmずつワイドになっています。

 

次は望遠側。

 

FUJIFILM X-T5 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

 

FUJIFILM X-T5 + TAMRON 17-70mm F2.8 Di III

 

FUJIFILM X-T5 + XF16-55mm F2.8R LM WR

 

F5.6まで絞って撮影しています。

 

こういう普通の景色では、どのレンズで撮っても大差がないようです。

 

 

シグマのもう1つの強みは、広角側で12.1cmまで寄れる事です。

 

レンズの先端右側が花びらに触れています。

FUJIFILM X-T5 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

 

タムロンも広角側で19cmまで寄れるので、マクロ的な撮影が可能です。

FUJIFILM X-T5 + TAMRON 17-70mm F2.8 Di III

 

純正は最短30cmなので、広角側ではこんな感じです。

FUJIFILM X-T5 + XF16-55mm F2.8R LM WR

 

シグマはとにかくコンパクト。

FUJIFILM X-T5 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

 

キットレンズ並みの大きさでF2.8は大変魅力です。

FUJIFILM X-T5 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

 

タムロンもシグマに負けずシャープな描写です。

FUJIFILM X-T5 + TAMRON 17-70mm F2.8 Di III

 

70mmまであるのは便利です。

FUJIFILM X-T5 + TAMRON 17-70mm F2.8 Di III

 

純正はデカくて重くて寄れなくて。

 

でもその欠点を帳消しにするほど魅力的な描写です。

FUJIFILM X-T5 + XF16-55mm F2.8R LM WR

 

このレンズ。

今日のサンプルでは分かりづらいですが、ハッとする写真が多いのです。

FUJIFILM X-T5 + XF16-55mm F2.8R LM WR

 

望遠端の開放でボケ味を見てみましょう。

FUJIFILM X-T5 + SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN

 

FUJIFILM X-T5 + TAMRON 17-70mm F2.8 Di III

 

FUJIFILM X-T5 + XF16-55mm F2.8R LM WR

 

シグマは広角側の近接では少し硬いボケ感でしたが、望遠側は悪くないですね。

 

純正も望遠側ならそこそこ寄れます。

 

 

短時間の比較でしたが、どのレンズも優秀なので、どれを買っても後悔する事はないと思います。

 

コンパクトさを求めるならシグマ。

 

1本で済ませたいのならタムロン

 

とにかく描写にこだわりたいなら純正って感じでしょうか?。

 

<重量比較です>

SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN ➡ 290g

TAMRON 17-70mm F2.8 Di III ➡ 525g

XF16-55mm F2.8R LM WR ➡ 655g

 

軽さも性能!。

シグマ凄い(*^^*)。