KOTARO-PARADISE

富士フイルムXシリーズ愛用のカメラマンです

ニコン AI AF DC-Nikkor 105mm F2D 2023.12.09

面白いレンズが入荷しました。 フィルム時代から気になっていたレンズです。

 

 

ボケ味を多彩にコントロールできるDCレンズ 焦点距離105mmの中望遠レンズに独自のボケ味コントロール機能を内蔵。

 

DCリングの操作で球面収差をコントロールし、被写体の前後のボケ味を調整できます。

円形絞りの採用と相まって、ボケ味を美しく生かした多彩な表現が可能。

ボケ味にこだわりを持つ方におすすめのレンズです。

ニコンHPより》

 

ビックリしたのは、結構最近まで販売されていたようですね。

 

こういう特殊なレンズが入ると試し撮りしないと居られない [【◎】]_・。) 。

 

 

まずは使い方が分かりませんのでザックリと調べてみました。

 

絞りとピントリングがあり、更にレンズ先端側にDCリングって物があります。

 

これを真ん中にすれば普通のレンズとして利用出来ます。

 

そして前ボケを綺麗にしたかったらF側へ、設定した絞り値に合わせます。

 

後ろボケを綺麗にしたかったらR側へ、設定した絞り値まで回します。

 

これが最良となるようです。

 

それより大きくすると、ソフトフォーカスになって行きます。

多分こういう事だと思いますε-(´∀`; )。

 

まずは絞り開放のF2で撮ってみます。

まずはノーマル DC効果なし

 

DCリング F2 前ボケ最良

 

DCリング F4

 

前ボケは分かりにくいですが、後ボケは汚くなって行きます。

DCリング F8

 

お次は後ろ側へ。

DCリング R2 後ろボケ最良

 

DCリング R4

 

だんだんとソフトフォーカスになって行きます。

DCリング R8

 

少し絞ってF4で試してみましょう。

ノーマル DC効果なし

 

この構図では前ボケが分からないのですが...。

DCリング F4 前ボケ最良

 

背景が二線ボケになって汚くなって行きます。

DCリング F5.6

 

DCリング R2

 

DCリング R4 後ろボケ最良

 

段々とソフトフォーカスになります。

DCリング R5.6

 

ちょっと扱いが難しいのですが、なかなか面白いレンズなのでボケ味にこだわる人には良いかもしれませんね。

 

このレンズ本体を撮ったディスタゴンの方がボケが綺麗じゃない?ってツッコミは無しでお願いします(* ´艸`)。