富士フイルムの決算報告でプチ炎上しているようです。
報告内容はこちら。
おかげさまで 2023 年度イメージング事業としましては、売上が 4,000 億円台の後半、利益率が 21%ちょっとで、⼤変良い成績を収めることができました。
バックオーダーも抱えながら、4Q も良い成績を上げることができて、通年でこれだけの成績を上げることができました。
ポイントはブランド⼒をどれだけ作って、それをどう維持するかが最⼤のポイントです。
ですから作りすぎちゃって、値段を下げるとか、それはかなりもったいないことというか、富⼠フイルムがずっとやろうとしてきたところはやっと今それが叶うようになってきた。
ブランド⼒をどうやって構築するか、そしてお客様が持っているその購⼊されたプロパティの価値を下げないところに集中しながら、イメージング全体、チェキもそうですけど、それを引っ張っていきたいと考えております。
例え話で⾔えば、社内で僕が⾔っているのは、ドイツの有名なメーカーライカっていうのは、いまだに古いカメラも、今売っているカメラも、かなり⾼い価値を維持しているところが⽬標とするところです。
これまでの富⼠フイルムのカメラの売り⽅を、根本的に変えていくところが、ミラーレスカメラのわれわれが⽬指すところでございます。
とのコメントです。
これにがっかりしてマウント換えするユーザーも居るようですが、企業としてはイメージ通りの経営が出来ているという事なので、株主にとっては良い報告なのではないでしょうか。
富士ユーザーの自分としては、手持ちのカメラの価値が下がらないのは嬉しい事で、以前なら安くなる前に売ろうとしていたのですが、それがなくなりました。
X100V、X-E4、X-T30II、X-T200、X-S10あたりの中古は、新品時の価格よりかなり高値で取引されているようです。
問題点もいくつかあります。
1.商品の値段が高騰している。
新製品が旧製品の1.5倍くらいの値段を付けている。
しかも以前のように値下がりが期待出来ない。
2.すぐに商品が手に入らない事が多い。
更に新製品に関しては抽選だったりして、完全なメーカー市場となっている。
こうなると、転売目的の投資家が参戦して来るので、余計に購入が困難となって来ます。
こういう商法を否定はしませんが、そうなればメーカーとしては修理対応期間を延長すべきだと思います。
今後の中級機が20万円を超えるようなら、買わないかなー。
X-T50も期待していましたがX-T30IIの2倍近い価格になりそうです。
4000万画素は重いのと、フィルムシミュレーションが付いたダイヤルも好きではないので、おそらくパスですね。
とりあえず富士フイルムの魅力的な製品作りやコンセプトは大好きなので、おそらく死ぬまでメインカメラとして愛用すると思います。
富士フイルム頑張れ!。
で、大好きな中級機を買いやすい値段にしてください(*-ω人)。