今日は大川原高原で天の川の撮影です。
星の撮影にはStar Walk 2アプリが便利です。
簡単に星座や天の川の位置が分かります。
Star Walk 2でチェックしたところ、この時期はイメージしていたところから天の川は出ない事が分かったので、背景は諦めて天の川メインの写真を撮る事にしました。
先日友人から天の川の露出について聞かれたので、この場を借りてお答えしたいと思います。
まず、適正露出は撮り手が決める事で、周りがアンダーと思っていても、本人が狙って撮ったのならそれが適正なのです。
なので決まりはありませんので、個人的な意見を述べさせていただきます。
天の川の撮影や現像の方法はネットで検索すればたくさん出て来ますので省略します。
自分の機材やレベルに合った方法で対応すれば良いと思います。
で、自分が思うのは撮影時の露出。
かなりの方がアンダー露出で撮影されています。
人間の目で見られるのは薄い天の川ですが、実際には銀河なのでもっと明るいのです。
暗い中、カメラの液晶で確認するので、明るく撮れているように見えますが、もう少し露出を上げてみてください。
ヒストグラムを見ながら、なるだけ山形のピークが真ん中に近くなるように。
空や背景の明るさでそこまで上げられない場合もありますが、とりあえず明るめに。
段階露出で何枚か撮っておけば安心ですね。
星景写真(景色と星)の場合は背景とのバランスもあるので、あまり明るくしても違和感があるかもしれません。
背景が単なる木で申し訳ないですが、このくらいが好みです。
星野写真(星がメイン)となればもっと明るくてもいいと思います。
近寄れば赤や青の星がこんぺいとうのように写ります。
もう少し明るく透明感があるように撮りたいのですが、今後の課題ですね。
この夏は星野撮影、頑張りたいと思っています(*^^)v。