三洋電機株式会社は、動画撮影に適したデジタルカメラ「動画デジカメ」シリーズの新モデル「DSC-MZ3」を2002年9月20日より発売する。
価格は58,000円。
同社独自のCCD「VPmixCCD」の駆動周波数を高速化し、さらに高速画像処理LSI「HRGP IV」を搭載したことで、VGAサイズ(640×480ピクセル)/フレームレート30fpsでの動画撮影が可能な「ナチュラルムービー」機能を搭載した。DVDオーサリング素材としても使用できるクオリティを実現したという。
また撮影時間も、従来の5分からメディア容量の許す限り可能となった。
色補正機能「カラーイコライザ」を強化した「カラーイコライザIII」を搭載し、従来モデルでは色相/彩度のみだった補正機能に明度が追加された。同社では「民生用デジタルカメラでは世界初」としている。
起動時間が約1.7秒に高速化されたほか、ズーミングもワイド端からテレ端まで約1秒で行なえる。
また連写機能が強化されており、撮影間隔は640×480ピクセル(NORMAL)時で0.8秒/枚、1,600×1,200ピクセル(FINE)時でも1.2秒/枚の高速撮影が可能になった。
また、「高速連写」機能を装備し、1,600×1,200ピクセルで毎秒15コマの連写撮影もできる。
1/1.8インチプログレッシブスキャンCCD(原色フィルタ)を搭載し、有効画素数は195万画素。
レンズは光学3倍ズーム(35mm換算37~111mm、F2.7~4.9)を搭載する。撮影距離は50cm~無限遠、マクロ時は10~50cm。
記録メディアはCFおよびmicrodriveで、メディアは付属しない。記録解像度は1,600×1,200/640×480ピクセルだが、同社独自のソフトウェア補完機能「ピクトライズ300」による2,000×1,496ピクセルでの静止画記録ができる。記録形式はJPEG/TIFF(非圧縮)。
動画はQuickTime形式で、記録解像度は640×480/320×240/160×120ピクセル。フレームレートは15/30fps。音声(モノラル)の記録もできる。
PCとのインターフェイスはUSB 1.1で、AV出力端子(コンポジット、モノラル音声出力)も装備する。本体背面に11万画素表示の1.5インチポリシリコンTFT液晶を搭載する。
バッテリはリチウムイオンで、従来モデル「DSC-MZ2」の2倍以上の電池寿命を実現したという。本体サイズは99×32.5×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約210g(本体のみ)。
以上webより引用。
サンヨーってデジカメ作ってたの?。
って思われる方もいらっしゃると思いますが、「デジカメ」はサンヨーの登録商標で、他のメーカーのカメラを「デジカメ」と大きい声では言えないのです( ̄∀ ̄)。
このカメラを買ったのは動画性能に優れていたから。
今となればショボすぎるスペックですが、このサイズでVGAサイズ、フレームレート30fpsの滑らかな動画が撮れたのです。
当時、中古が高値で取引されていましたよ。
静止画はオリンパスっぽくてナチュラルな描写でしたが、時よりジャギーが目立つ写真が撮れたりで、動画専用機となっていました。