初めて買ったレンズ交換式デジタル一眼レフ。
独自のハニカムCCDを使用し、600万画素ながら演算処理の関係で出力が1200万画素という仕様となっています。
色合い、解像度共に評判が良かったのと、手持ちのニコンのレンズを生かすのにも都合が良かった。
ボディはニコンF80を使用しており、FinePixのロゴと共にどことなく安っぽさを感じます。
メディアはCFとスマートメディアのダブルスロット。
フラッグシップ機種として気合が入っていたように思えます。
使い始めて感じたのは画像が眠い事。
今まで使っていたE-20や、その他コンデジと比べても眠い。
アンシャープマスク処理をすれば良くはなるのですが、根本的な問題はレンズにあったみたいです。
フィルム時代のレンズは撮影素子に対して光線の軸が傾いてしまいます。
テレセントリック性が悪いって事になります。
その後買ったシグマの安物デジタル用ズームレンズの方がシャープに撮影出来ました。
あとS3-Proもそうでしたが、リチウム電池(CR123)と単三電池の併用ってのが煩わしい。
単三電池だけでも動作するものの、ストロボが使えないなど制限がかかってしまいます。
借り物のボディなので仕方がなかったのでしょうか?。
何はともあれ、レンズ交換式デジタル一眼のデビューとなった、自分にとっては記念すべき機種でした。