KOTARO-PARADISE

富士フイルムXシリーズ愛用のカメラマンです

LAOWA 9mm F2.8 ZERO-D 2020.7.11

LAOWA 9mm F2.8 ZERO-Dについてご質問いただきましたので、レポートしてみたいと思います(^-^)。 自分は広角レンズを良く使います。 純正のXF10-24mmは手振れ補正もあり、登山の標準レンズとしてお気に入り。 MFでの撮影となるとバイワイヤは使いにくいので、SAMYANGの12mmだったり、マウントアダプターを付けて一眼レフのレンズを使う事が多いです。 で、たま〜に持ち出していたのがSIGMAの8-16mm。 極力広い画角が必要な時があったりするのです。 でもデカいしフィルター付かないし…。 って事で、このレンズをドナドナして手に入れたのがLAOWAの9mm F2.8 ZERO-D。 超広角ってどうしても歪みます。 このレンズは名前の如く、ディストーションゼロって事で、真っ直ぐなものは極力真っ直ぐに写ります。 そして何よりコンパクト!。 純正の8-16mmは805g、SIGMAは555gもあるのに、このレンズは僅か215gなのです。 s-DSCF4257_.jpg <左X-T20+LAOWA9mm 右X-T2+XF10-24mm> もっと大きいSIGMAと比較したかったのですが、売却して手元にありません。 s-DSCF4261_.jpg しかもフィルターが付くし、最短12cmまで寄れる。 (ちなみにSIGMAは24cm) 解像度はまずまずなので、欠点は逆光に弱いのと周辺光量が落ちるって事くらいですかね。 って、このビネットが気になるようですので、実写してみたいと思います(^_^)v。 雨が上がりました。 ディストーションの具合も一緒に確認してください。 s-DSCF2296.jpg s-DSCF2297.jpg s-DSCF2298.jpg s-DSCF2299.jpg s-DSCF2300.jpg 一瞬出た青空で。 s-DSCF2301.jpg s-DSCF2302.jpg s-DSCF2303.jpg s-DSCF2304.jpg s-DSCF2305.jpg このレンズ、手持ちのレンズの中で1番周辺光量落ちが大きいです。 F8まで絞れば目立たなくなる感じですね。 現像する方なら問題ないと思いますが、撮って出しなら絞った方が良さそうです。 暗い場所や星空の写真ならここまでは気にならないかもしれません。 そしてAEではかなりアンダーに写ります。 上の写真は露出補正+1.3、下の写真は+1.7でこの明るさです。 LAOWAのレンズはクセがあるレンズばかりです。 当然そこを狙わないと売れない訳で...。 どうしてもウルトラ広角が必要でなければ、超広角のSamyang12mm F2.0の方が無難な選択だと思われますo( ̄◇ ̄ゞ。