いつもノー天気なレポで「仕事してるんやろうか?」とか噂されているコータローです(笑)。
人並みに仕事してますし、人並みに悩みもありますし、苦労話も山ほどあります。
ただ、自分の性格的にそういう話題を公開したくないだけです。
今回は大事に至らなかったので、同じような人の参考になればと記事にしてみました。
数年前の事、虫歯治療に行ったところ、血圧を測られ「血圧が高いので治療出来ません」と言われました。
歯医者で血圧を測られたのも初めてでしたが、治療出来ないとは…(・_・;。
すぐに内科に行きましたが「様子をみましょう」との診断でした。
それからネットで検索するも、降圧剤に関しては賛否両論。
周りにも降圧剤を飲んでいる人も居れば、160までは大丈夫やから飲まれんでと言う人も居る。
医者の意見も分かれました。
なのでしばらく放っておいたのですが、今年の2月、親しい友人が「僕も薬の効用について納得して飲みゆうで」との話があった。
彼が言うならと、降圧剤を勧めていた病院に行き、薬を飲み始めました。
最初は少量からだったので思うように下がりません。
で、3月に梅の撮影に行った時のこと。
ファインダーがギラギラしておかしい。
最初はレンズかファインダーが汚れているのかと思ったのですが、自分の目の異常でした。
10日ほど経っても治らないので眼科へ。
診断結果は「網膜静脈分枝閉塞症」。
病名を言われてもピンと来なかったのですが、帰って調べたらいわゆる眼底出血ってヤツだ。
ひどい場合は失明です。
10数年前までは治療法が無い病だったらしい。
自分の症状は、1/3くらいの範囲で霞む、ギラつく、歪む、部分的に見えない。
ちなみに日常生活は片側の目が補正するので運転等も大丈夫です。
一番影響を受けたのがテニス。
遠近感がなく、一瞬ボールが消えたり歪んだり。
タイミングが合わないのでミス連発です。
さすがに凹みましたね(ノ_<)。
「とりあえず中心視力はありますので投薬で様子を見ましょう」との事で薬を飲み始めました。
この病気の原因は主に高血圧と動脈硬化。
とりあえず血圧を下げなければ(・・;)。
塩分は意外な食べ物にも多く含まれていて、結局は食事の量を減らすと言う結論となる。
外食が多いのでなかなか難しい。
その後、何度か診察したものの状況は変わらず、大きな病院を紹介するからと注射を勧められる。
このVEGF阻害剤と言う注射。
腫れを引かす効果は確実にあるのですが、再発したらまた打たなくてはいけません。
注射も高価で1回7万円。
治療費も大変ですが、目ん玉に注射ってのがどうしても嫌で、もう少し薬で様子を見たいとお願いしました。
幸いな事に降圧剤で少しずつ血圧は下がって来ました。
3ヶ月くらい経っての診察で、少しずつですが血が引いている様子でした。
でも腫れは引きません。
そして5ヶ月くらい経った頃、腫れも引いて来ました。
出血もかなり引いており「注射しなくても大丈夫そうですね」と言ってもらえましたヽ(;▽;)ノ。
見え具合も最悪の時を100としたら、今は40くらいかな?。
0にはならなくても、悪くならないのなら十分です。
幸い中心部の視力が残っていたのと、早く治療を始め、更に血圧を下げられたのが良かったと思います。
まあこれから寒くなると血圧は上がりますので油断は出来ませんが。
血圧が高いけど薬を飲むか迷っている人は結構多いと思います。
「飲み続けんといかんろう?」
「副作用があるがやない?」
降圧剤を飲むリスクと高血圧を放置するリスク。
僕は医者では無いので何とも言えませんが、高血圧を放置する事によって起こる病気はたくさんあると言う事だけは事実です。
今まで飲んできて、薬を飲む手間はありますが、副作用を感じた事はないです。
高血圧症の方は今一度、病院に相談に行く事をお勧めします。